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執筆者の写真take889

黒歴史シリーズ③

今回の黒歴史は、私がまだ会社員時代に会社の先輩に頼まれて描いたイラスト。 なんとあの博多全日空ホテルのクリスマスディナーのお品書きに採用されたレアもんです。 当時私は某印刷会社で営業をやっていました。先輩の営業担当先が全日空ホテルだったのですが、私が担当の某銀行の社内誌にサービスで描いたイラストが好評で、それを見た全日空ホテルの発注担当者が「この人のイラストでお願いしたい」と直々に先輩に頼んできたそうです。 と言っても私は当時はただの営業マン。社内にはデザイナーが在籍する企画部門もありましたから、本来はそちらにお願いするのが筋です。 「漫画タッチの私の絵で本当にいいんですか?」と確認しましたが、とりあえずご指名ということなので、悩みながら休日にシコシコと描かせていただきました。 今見るとやっぱりひどいですなあ。(;一_一) 30年前のことですから、もちろんアナログのペンとインクで原画を描いたのですが、サンタとトナカイがリアルすぎて、ファンタジー感なし。それに何だろう、この筆ペンで入れた汚い黒ベタは。トナカイが難しくて何度も描き直したけど、濃いめのスクリーントーン貼ったら印刷でつぶれてるし。(泣) 今だったらたぶんもう少し軽やかに、爽やかなタッチで描けると思うんですけど、これが大量にクリスマスのディナーの席でテーブルに出されたかと思うとお客さんに謝りたいですね。 この後会社を辞めて本格的に漫画家を目指すことになりますが、色々勉強させていただいた会社員時代には感謝しています。




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